コマツナの収穫・結束作業を例とした農作業における唾液中生化学物質を用いた精神的負荷評価
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概要
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農作業における精神的負荷評価指標として,精神的負荷により変動が生じる唾液中生化学物質が利用可能か検討した.対象とする農作業はコマツナ収穫・結束作業とした.120分間の作業中に唾液を採取し,唾液中生化学物質としてα-アミラーゼ,DHEA, コルチゾールおよび SIgA を定量分析した.作業に伴い生じる変動を解析したところ,α-アミラーゼ活性が作業に伴って有意に増加し,農作業の精神的負荷評価において有効な指標になる可能性が示唆された.
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