超進行癌の治療はどこまでするか ‐逆行性超選択的動注化学療法を中心に‐:―逆行性超選択的動注化学療法を中心に―
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概要
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5例の頭頸部領域における超進行癌に対して逆行性超選択的動注化学放射線療法を中心とした治療を行った。症例1:下顎歯肉癌(T4N0M0)で浅側頭動脈と後頭動脈からの超選択的動注化学放射線療法を術前治療として行った。症例2:舌癌(T4N3M0)で原発巣には浅側頭動脈よりの超選択的動注化学放射線療法を,頸部リンパ節転移にはハイパーサーミアを追加した。症例3:眼窩癌(T4N0M0)で浅側頭動脈よりの超選択的動注化学放射線療法を術前治療として行った。症例4:舌癌(T4N3M0)で原発巣には超選択的動注化学放射線療法を行った。頸部リンパ説転移にはハイパーサーミアと大腿動脈よりのSeldinger法の超選択的動注化学療法を行った。症例5:上顎癌肉腫(rT4N0M0)で浅側頭動脈動脈よりの超選択的動注化学放射線療法をと陽子線治療との併用療法を行った。いずれの症例も著効を認め,新たな治療戦略の一つになり得る。
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