パーキンソン病症状の新しい包括的自記式質問票(MASAC-PD31)の開発・評価
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概要
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パーキンソン病の症状把握のため,患者会の協力をえて自記式質問票MASAC-PD31を開発した.本質問票は運動症状の評価に適するPart I(運動症状,ADL)と非運動症状などの把握に有用なPart II(睡眠,自律神経症状,認知機能・ムード・その他)に分かれ,5領域,31項目で構成される.外来通院中の患者107名に回答させ,修正Hoehn & Yahr分類,Unified Parkinson's Disease Rating Scale,Schwab & England ADLスケール,PDQ-39スコアと比較した.このうち57名については,1カ月後に再現性を検討した.その結果,本質問票の信頼性,妥当性が確認された.
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