妊娠後期に発症したGuillain-Barre症候群の2例
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概要
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妊娠30週と妊娠28週に合併したGuillian-Barré症候群(GBS)の2例を経験した.サイトメガロウィルス(CMV)感染の新たな感染が1例,既感染が1例でみとめられた.血液中の抗ガングリオシド抗体はIgM抗GM2抗体は2例とも陽性,1例ではIgM抗GalNAc-GD1aも陽性であった.CMV感染後GBSでは症状の重症化・呼吸不全をみとめたが,CMV既感染GBSでは軽症であった.
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