二酸化バナジウム薄膜の光学定数と太陽熱制御窓
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概要
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サーモクロミック特性を有する二酸化バナジウム薄膜を用いた太陽熱制御窓に光触媒効果を併せ持たせることができるかどうかを確認するため、二酸化バナジウム薄膜の光学定数をエリプソメトリで決定し、光触媒効果のために必要な数百nm厚の二酸化チタン膜を最外層に用いることができるかどうかを薄膜光学の計算による透過スペクトルから検討した。その結果、最外層の膜厚を約1μmにすることによって、可視光透過率は若干低下するものの日射透過率の制御幅(太陽熱制御性)は向上することがわかった.
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