ロケットノズル材料の熱拡散率評価
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概要
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ロケットノズル材の熱伝導率測定法の適正化をはかることを目的として,いくつかの材料に対してレーザフラッシュ法(LF法)による熱拡散率測定ラウンドロビン評価試験を実施した結果,グラファイトおよびCFRP材については測定値に大きな差異は認められなかったが,三次元織りカーボン基カーボン繊維強化複合材(3D-C/C材)については測定装置により比較的大きなばらつきが認められた.この結果を踏まえ,有限要素法を用いた3D-C/C材のLF法シミュレーション解析を行ない,この種の材料にLF法を適用する場合の問題点を明確にし,適正化をはかる上で有用な知見を得た.
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