非定常短線加熱法による代替冷媒の液相での熱伝導率と熱拡散率の測定
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概要
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従来の非定常細線法を発展させた非定常短線加熱法を提案した。冷媒HCFC-22、代替冷媒HFC-32、HFC-125、HFC-134aおよび二成分混合冷媒HFC-32/125(35/65, 50/50(HFC-410A), 68/32 wt%)ならびに三成分混合冷媒HFC-32/125/134a(23/25/52(HFC-407C)wt%)の飽和液体の熱伝導率と熱拡散率の測定に対して本方法を適用した。熱伝導率に関する従来の文献値ならびに米国国立標準技術研究所(NIST)で開発されたデータベースREFPROP Ver.6.0に基づく熱拡散率と本測定値との間にほぼ良好な一致が得られた。
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