既設設備見直し適正化による省エネルギー
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概要
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エネルギー多消費型産業である製紙産業は,昨今の原油高に伴ってエネルギーコストが上昇し,各社ともに収益面において深刻な影響を受けつつある。また地球温暖化防止対策として,紙パルプ業界は2010年度までに製品あたり化石エネルギー原単位を1990年度比13%削減し,CO<SUB>2</SUB>排出原単位10%削減を掲げており王子製紙グループ各工場においてもその方針にのっとり省エネルギー活動を実施している。<BR>日光工場でも2002年,ISO14000取得によりエネルギー原単位を削減する為に省エネ活動を実施してきたが昨今の重油高騰により省エネ活動が急務となり,エネルギー原単位10%,1,500kW(CO<SUB>2</SUB>換算:6,660t/年)削減目標として実施してきた。<BR>本報では,全員参加型で臨んだ省エネルギーの取り組み内容について紹介する。
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