未来を創るノーベルプリンティング技術 ‐ハードコピーの本質を探る‐
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概要
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過去30~40年間における記録技術を取り巻く社会環境の変化およびユーザの画像に対する要求の変化に対して,画像技術がどのような歩みを辿ったかを俯瞰した.その中で,開発された各種の画像技術の記録原理と特徴および用途を整理した.その結果,今日まで生き残った3つの記録技術 (電子写真,インクジェット,サーマル記録),と役目を終えた或いは廃れた記録技術との差異の本質について整理ができ,生き残った各々の記録技術は,他の記録技術にはない特徴を生かした用途がある技術か,用途に合わせて開発された技術であることを見出した.また,10年先のプリンテイング技術に求められるものは,人間の感性に訴えることができる付加価値の高い印刷技術であり,一例として3D印刷技術についても触れている.本稿は,日本画像学会年次大会ICJ2010の基調講演 未来を創るノーベルプリンティング技術 の内容を基に原稿を起こしたものである.
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The Imaging Society of Japan | 論文
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