トナー中における電荷制御剤の機能
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概要
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電荷制御剤は電子写真用トナーを構成する材料の一つであるが,その役割はトナーに静電荷を付与するためで,電子写真方式のシステムを実現するために必要不可欠なものである.トナーや電荷制御剤についてはこれまで多くの検討がなされているが,静電荷(静電気)の発生メカニズムについては未だに物理的,化学的に諸説があり,単純な理論や現象では説明が難しいものとなっている.しかし,電荷制御剤の帯電性は実際の電子写真システムを構築する中で実にうまく使用されており,高画質,高速な印刷を可能にしている.今後,ますます高機能化していく電子写真に対応した電荷制御剤を開発するためにはトナー中での電荷制御剤の機能(帯電性)を多角的に理解する必要がある.
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