消去再生可能な乾式トナー作像方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
接触帯電性乾式トナーを用いる作像方式において,表面に,深さ50μm前後の細かい溝を平行にたくさん刻んだような凹凸をもつ転写シートを用い,この表面にトナー画像を転写する.溝と溝の間は非常に狭く,一種の隔壁となって溝の中に転写されたトナー画像を保護する.隔壁頭部に付着したトナー粒子はローラ接触で除去され,残ったトナー粒子画像は静電力で溝の中に保持される.このような方法で,軽い接触でならば転写トナー像が乱されず,熱融着を行わなくても読むには支障ない程度のハードコピーを作成できる.シートを重ねて保存することが可能で,画像消去はバイアス印加磁気ブラシを接触して行う.転写シート,トナーとも再生され,繰り返して使用することができる.
- 日本画像学会の論文
日本画像学会 | 論文
- Single-Scale Retinexモデルにおけるコントラストとハローの改善
- トナーディスプレイの数値シミュレーション
- トナーディスプレイの数値シミュレーション (日本画像学会年次大会(通算97回) Imaging Conference JAPAN 2006 論文集)
- トナー構成材料の三次元分散状態観察
- トナー構成材料の非破壊3次元分散状態観察 (日本画像学会年次大会(通算103回) "Imaging Conference JAPAN 2009"論文集)