爪白せんに対する経口抗真菌薬テルビナフィン治療後の長期観察
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概要
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経口抗真菌薬テルビナフィンを用いて中程度および重症爪白癬に対し,それぞれ連続内服療法と間歇内服療法で一定期間治療した。その後2年間両者の経過を比較観察し,より有効な治療を検討した。中程度以下の爪白癬に対しては連続内服療法または間歇内服療法を3ヵ月行い,治療終了後の判定にて著効,有効であれば,その後約1年定期的な観察が必要と思われた。一方,重症では治療後の長期経過観察から連続内服療法がより有効と考え,6ヵ月の治療で効果のあった症例は,その後1年6ヵ月の定期的な経過観察が必要と考えた。
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日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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