Pasteurella Multocida感染症
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概要
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症例1: 56歳の男性。初診の4日前に猫に手を咬まれた。同部に発赤, 腫脹が著しく排膿を認めた。症例2: 41歳の女性。初診の前日右下腿を猫に咬まれた。同部の発赤, 腫脹, 疼痛が著明。2日後排膿あり。2例とも膿の細菌培養にて<I>Pasteurella multocida</I>を分離した。セフェム系抗生物質を2週間投与し治癒。猫咬傷は<I>Pasteurella multocida</I>感染のリスクが高いことを認識すべきである。
- 日本皮膚科学会西部支部の論文
日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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