子宮筋腫を合併した多発性皮膚平滑筋腫 Gn‐RHアナログ(ブセレリン)が無効であった皮膚平滑筋腫:—Gh-RHアナログ(ブセレリン)が無効であった皮膚平滑筋腫—
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
29歳の女性。24歳時に子宮筋腫に対してGn-RHアナログを投与され, 腫瘍の縮小と過多月経や月経困難症などの症状の消失をみた。22歳頃に下顎や上腕に紅色小丘疹が出現, 次第に増加し, 前腕と大腿を除くほぼ全身に小丘疹が多発した。臨床像と病理組織学的所見より多発性皮膚立毛筋性平滑筋腫と診断した。典型例と考えられ, 本腫瘍とestrogenの関係について若干の考察を加えて報告する。
- 日本皮膚科学会西部支部の論文
日本皮膚科学会西部支部 | 論文
- 症例 Toxic Epidermal Necrolysis(TEN)型皮疹を呈したDrug-Induced Hypersensitivity Syndrome(DIHS)の1例
- Hydrocortisone17-Butyrate外用剤(Locoid)の使用経験--とくに弗素化ステロイド長期外用例について
- 多彩な皮膚病変を呈した慢性GVHDの1例
- Lupus Erythematosus Profundus に伴って筋の線維化を認めた1例
- 尿素外用剤塗布後の快適性に関する調査