でん部に発生したSubepidermal Calcified Nodule
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概要
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11歳の男児の左臀部に生じた14×12mm大, 境界明瞭でドーム状に隆起する表面平滑, 弾性硬の皮内結節を報告した。病理組織学的には真皮全層に数個の分葉からなる均質な石灰沈着がみられた。先行病変および全身的な代謝異常, 膠原病などはみられなかった。Brain Woodsらの原著を検討し, subepidermal calcified nodule(SCN)と考えた。SCNが臀部に生じることは稀と思われた。
- 日本皮膚科学会西部支部の論文
日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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