ひらめ筋を用いた下腿軟部組織欠損再建
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概要
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30歳の女性の下肢に生じた悪性腫瘍切除後の骨露出部の被覆にひらめ筋を使用した1例を報告した。腫瘍切除後, 骨露出を呈した場合の再建方法は種々あるが近年, 筋膜皮弁, 血管柄付筋膜皮弁またマイクロサージャリーを使用した遊離組織移植が多く用いられている。しかしながら手術手技が難しい, 手術時間が長い, 皮膚壊死の危険性があるなどの問題が挙げられる。我々はこれらの点を考慮し, 古くより使われているひらめ筋弁を用い良好な結果を得た。
- 日本皮膚科学会西部支部の論文
日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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