オメプラゾールが原因と考えられたTEN型薬疹
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概要
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オメプラゾールが原因と考えられたTEN型薬疹の1症例を報告した。巨大胃潰瘍に対してオメプラゾールを処方され, 内服開始後25日目より腹部に紅斑と表皮の剥離が出現した。ただちにステロイドによる治療を開始するも反応せず, 敗血症を併発して死亡した。また我々は当科における過去10年間のTEN型薬疹の症例を集計し, その予後について検討した。
- 日本皮膚科学会西部支部の論文
日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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