Q‐Switched Rubyレーザーを用いた太田母斑などの治療について
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概要
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太田母斑31名, 青色母斑6名, 人工刺青2名, 外傷性刺青1名の計40名をQ-switched ruby laserで治療した。有効以上の有効率は75%であったが, 照射回数が増加するにつれて有効率は上昇傾向を示した。6回以上照射した症例の有効以上の有効率は5/5で100%であった。照射後の水疱, 炎症も生ぜず又, 瘢痕も残す事なく太田母斑の青色調はきれいに消失したので今後この方法が上記疾患の治療の主流になると考えられた。
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日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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