皮膚科領域におけるロフラゼプ酸エチルの臨床効果 (第2報)
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概要
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皮膚科領域における心身症とその周辺疾患を対象として皮膚科的治療を行いながら抗不安薬であるロフラゼプ酸エチルの内服を試みた。その臨床効果, 他剤との比較および罹病期間別効果の検討より, とくにアトピー皮膚炎, 皮脂欠乏性湿疹, 急性湿疹と接触皮膚炎の痒み, 疱疹後神経痛, 円形脱毛症, 罹病期間の長い尋常性白斑は心身症およびその周辺疾患として今後は取扱う必要があり, 難治な場合には従来の治療にとらわれずロフラゼプ酸エチルなど抗不安薬の使用も考慮すべきである。
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日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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