6回の局所再発を繰り返した悪性線維性組織球腫の治療経験 患肢温存根治的広範囲切除術の奏効例:—患肢温存根治的広範囲切除術の奏効例—
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概要
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6回の局所再発をみたが, 患肢温存根治的広範囲切除術後は3年間再燃をみない悪性線維性組織球腫の一例を経験したので報告する。また, 本症例の治療経験と文献的検討から本症は病巣の広がりを正確に把握し解剖学的barrierを考慮した根治的広範囲切除術を行えば, 治癒が望める疾患であると確信するにいたつたので, その術式を皮膚科医も熟知すべきであると考えた。
- 日本皮膚科学会西部支部の論文
日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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