女子の皮膚そう痒症に対するメサルモンFの臨床効果
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概要
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皮膚そう痒症女子患者24例に対し, メサルモンF錠の臨床効果を検討した。1日3錠, 食後内服を2週間から8週間続け, その臨床的有用性を検討した。その結果, 24例中16例に有用性を認めた。閉経後, とくに61才以上, 発症1年以内の症例に, より有用であつた。また投与期間が長期にわたるときに, 有用性が増すように思われた。明らかな因果関係を認める副作用は存在しなかつた。
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日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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