多臓器不全に陥つた偏側性Darier病
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
68才男子。背部のDarier病の皮疹部にカルブンケルが出現し, 切開排膿後, 肺膿瘍に波及, その後, 肺水腫, 腎不全, 肝障害, 消化管出血, 意識障害など, いわゆる多臓器不全に陥り, 全身状態の悪化に伴いDarier病の皮疹が増悪, 集中治療による全身状態改善とともに皮疹は改善した。免疫学的異常, 易感染性など種々の興味ある所見がみられた。
- 日本皮膚科学会西部支部の論文
日本皮膚科学会西部支部 | 論文
- 症例 Toxic Epidermal Necrolysis(TEN)型皮疹を呈したDrug-Induced Hypersensitivity Syndrome(DIHS)の1例
- Hydrocortisone17-Butyrate外用剤(Locoid)の使用経験--とくに弗素化ステロイド長期外用例について
- 多彩な皮膚病変を呈した慢性GVHDの1例
- Lupus Erythematosus Profundus に伴って筋の線維化を認めた1例
- 尿素外用剤塗布後の快適性に関する調査