最近20年間における母斑症教室例の臨床的, 統計的観察
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概要
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過去20年間に当科を受診した母斑症の患者を臨床的ならびに統計的に観察し, 以下の結果を得た。<BR> 1) 母斑症の総患者数は144人であり, 総外来患者数の0.24%を占めていた。<BR> 2) 本症患者数の外来患者総数に対する年次的推移に変化はみられなかつた。<BR> 3) 本症患者のうち92人がRecklinghausen病, 18人がPringle病, 20人がKlippel-Weber病, 14人がその他の母斑症であつた。<BR> 4) いずれの母斑症でも性差は認められなかつた。
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日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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