経皮鎮痛·消炎剤のパッチテストによる検討
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概要
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経皮鎮痛消炎剤の臨床応用は増加の傾向にあり, 一方同剤による皮膚障害例もみられるようになつてきた。こうした実態に鑑み, これら製剤の皮膚刺激性あるいはアレルギーについてパッチテストにより検討を行つた。試料は副腎エキス含有軟膏, 同ゲル, インドメタシン軟膏, エトフェナマート軟膏の4種とそれぞれのプラセポである。被験者36名の結果から, インドメタシン軟膏は他剤にくらべ有意に強い皮膚反応を示すことを確認した。
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日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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