非家族性先天性リンパ浮腫
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概要
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6才男児の右頬部,外陰部,右下肢に生下時よりみられたリンパ浮腫で,<SUP>131</SUP>I·RISA組織クリアランスは患側下腿で155時間,健側で9時間と半減時間の延長がみられた。blue dyeテストも患側足背のリンパ管は認知できなかつた。脳波,染色体検査も異常はなかつた。治療は,波動型マッサージ,弾性靴下着用,メリロート草製剤内服により2年6ヵ月経ているが,安静にすると下肢の太さが一時減少するのみである。また,包皮のcircumcisionにより排尿障害が解消された。
- 日本皮膚科学会西部支部の論文
日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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