Chromoblastomycosisの1症例
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概要
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40才の男子,福岡県の炭鉱で働いているころ(昭和29年),右肩甲部に皮疹を生じ,次第に増大し,右上肢,右にかけて広範囲の紅褐色の皮疹を生じ,黄白色の鱗屑を付着し,周辺は隆起している。昭和41年4月に鹿児島大学皮膚科の受診の結果, Chromoblastomycosisと診断され,Hormodendrum pedrosoiを同定された。3年間にファンギゾンの点滴静注1330mg,局所注射1429.5mg,3%軟膏塗布およびODT療法ならびに外科的切除によつて治癒した。
- 日本皮膚科学会西部支部の論文
日本皮膚科学会西部支部 | 論文
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