HIVの生体内侵入メカニズム
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概要
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ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染の約8割は性的接触によるものである.性行為HIV感染初期において,ウイルスは***粘膜に曝露された後,感染局所から所属リンパ節に運ばれて宿主での永久的な感染を成立させる.近年この分野の研究が飛躍的に進み,粘膜表皮内樹状細胞であるランゲルハンス細胞が感染局所における最初のターゲット細胞であることや,CD4およびCCR5を介してHIVに感染したランゲルハンス細胞がウイルスの生体内播種にも深く関与していることがわかり,HIVの生体内侵入メカニズムが徐々に明らかとなりつつある.
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