C型肝炎ウイルスコア蛋白質のプロセッシングと病原性発現機構
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概要
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C型肝炎ウイルス(HCV)は血液や血液製剤を介して感染し,その多くは10~30年の長期に渡って持続感染し,脂肪肝や肝硬変を経て肝細胞癌に至る.HCV感染は肝病変だけではなく,クリオグロブリン血症や2型糖尿病などの肝外病変との関連性も知られている.HCVの病原性発現は,ウイルス感染による炎症反応だけでなく,ウイルス因子の直接的な生物活性も関与する.HCV蛋白質の中で,特にコア蛋白質の発現によって酸化ストレスや細胞増殖が誘導されることが多数報告されている.
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