外側輪状披裂筋牽引術を行った一側喉頭麻ひ症例の術前後所見の比較検討
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概要
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一側喉頭麻痺に対しては様々な外科的治療が行われている。われわれは一側喉頭麻痺症例に対して外側輪状披裂筋牽引術を行い良好な結果を得たので報告する。対象は2002年10月から2003年9月の間に東京医科大学耳鼻咽喉科にて一側喉頭麻痺と診断され, 外側輪状披裂筋牽引術を行った7症例 (男性5例, 女性2例) で, 術前, 術後の最長発声持続時間および聴覚印象的評価の比較検討を行った。全例でMPTは改善し, 聴覚印象的には7例中4例が術後G(0) に, 1例がG(1) へと改善した。外側輪状披裂筋牽引術は一側喉頭麻痺の外科的治療として有用であると思われた。
- 特定非営利活動法人 日本気管食道科学会の論文
特定非営利活動法人 日本気管食道科学会 | 論文
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