声帯内自家脂肪注入術
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概要
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発声時声門閉鎖不全による音声障害の非観血的手術に声帯内注入術がある。近年注入物質として自家脂肪を用いる報告がみられるようになったが,その方法や効果に対する詳細な報告がない。そこで,われわれは,脂肪の声帯内注入術を追試し,その結果について報告する。症例は,一側喉頭麻痺症例8例と声帯溝症2例で,全例,経口挿管による全身麻酔下に,腹部皮下より直接あるいは市販の脂肪採取器を用いて脂肪を採取した。注入は14Gアンギオカットを用いて経皮的に施行した。注入後の音声は,注入1ヵ月後に評価し,全例に最長発声持続時間の延長がみられた。
- 特定非営利活動法人 日本気管食道科学会の論文
特定非営利活動法人 日本気管食道科学会 | 論文
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