点検頻度の異なる水道施設が分散して存在する事業体における維持管理作業の効率化
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概要
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分散して存在する小規模な無人の水道施設は職員の巡回点検により維持管理が行われている.本研究においては,点検頻度が毎日,2日に1回,4日に1回と異なる施設が混在する場合の最適な点検経路の決定方法について検討した.職員は管理拠点から出発して順次施設を巡回して点検し,1日の所定の勤務時間内に管路拠点まで帰ってくることとする.ここでは2段階の遺伝的アルゴリズムを適用する手法を提案した.まず日々の巡回する施設を遺伝的アルゴリズムによって決定し,それらの施設群を巡回する最適経路をさらに遺伝的アルゴリズムにより決定した.また巡回を省くために自働監視装置を効果的に導入する方法についても検討した.開発した方法によりケーススタディを行いその妥当性を考察した.
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