道路施設の巡回頻度と障害物発生リスク
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では,路上落下物,路面の変状や損壊,道路付帯施設の破損・損壊等の路上障害物の発生過程を数え上げ過程としてモデル化する.その際,まず路上障害物の発生過程をポワソン過程としてモデル化する.さらに,障害物発生リスクの異質性を考慮するために,路上障害物の到着率の確率分布を考慮した混合ポワソン過程をモデル化する.具体的には,到着率の異質性をガンマ分布で表現したポワソンガンマ発生モデルを定式化し,路上障害物の発生リスクの管理指標を定式化する.その上で,巡回費用の削減を達成するような望ましい道路巡回政策を検討する障害物発生リスク管理モデルを提案する.さらに,一般国道を対象とした適用事例を通じて,本研究で提案した方法論の有用性を実証的に検証する.
- 社団法人 土木学会の論文
社団法人 土木学会 | 論文
- 寒冷地気温変動下における高減衰ゴム支承材内部温度の応答確認実験及び数値解析
- 橋梁各部材の資産的評価と橋梁健全度指数の解析
- 連続トラス橋の桁端衝突応答解析と緩衝材の効果に関する検討
- 渋滞解消を考慮した渋滞区間判定モデルの構築とファジィ推論の適用
- 人間の知覚に基づく高速道路渋滞の情報提供とその評価に関する研究