フライアッシュを用いた環境負荷低減コンクリートに関する研究
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概要
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本研究では,環境負荷低減を目指したフライアッシュ利用コンクリートの開発を目的として,フライアッシュのセメントおよび細骨材置換によるコンクリートのフレッシュ性状および強度発現に及ぼす影響について検討を行った.また,フライアッシュ利用による環境負荷低減効果,具体的には,CO2等排出量および骨材削減量についても検討を行った.その結果,フライアッシュの内割外割の併用は,フライアッシュを用いない場合と比べて,ブリーディングおよび長さ変化を抑制することが明らかとなった.また,強度については,水結合材比および材齢に依存して,フライアッシュを用いない場合と比べて同等かそれ以上の性能を示すとともに,さらに,コンクリート製造による環境負荷を低減させることが明らかとなった.
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