地球統計学的手法を用いた地下水水質分布の推定とその不確実性の評価
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概要
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地下深部の地質環境の把握に重要となる地下水水質分布を推定する手法として,広範囲かつ網羅的に調査が可能な電磁探査から得られる比抵抗値との相関関係を利用した地球統計学的手法を体系化し,幌延深地層研究計画における地上からの調査研究段階のデータを用いて検証を行った.具体的には広域~ボーリング孔のスケールで取得した各種比抵抗値データをその精度に応じて段階的に統合する手法に加えて,統合された比抵抗値モデルとの相関関係を利用して,離散的にしか得られない限られた地下水水質データから三次元分布モデルを構築する手法を提案した.さらにはモデルに含まれる不確実性について整理した上で定量化を試み,従来法との比較により提案手法の有効性を示した.
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