まさ土を用いた気泡混合軽量土の風化度の影響
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概要
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気泡混合軽量土の原料土として風化度の異なる5種類のまさ土を用い,細粒分含有率が0%で同一粒度に調整したものと,自然粒度の2mm以上をカットした粒度に調整した.その結果,規定されたフロー値を確保できるのは砂セメント比が1で,かつ,強熱減量≦4%程度である.規定のフロー値を確保できない場合に高性能AE減水剤を添加すると,砂セメント比が3や5でも,強熱減量≦5%程度であれば,規定のフロー値が確保される.一方,一軸圧縮強さは,風化度が大きくなるにつれて小さくなり,減水剤を添加しない場合は,概ねフロー値が確保できれば目標強度を確保できるが,減水剤を添加した場合は,フロー値を確保しても目標強度を確保できない場合もあった.減水剤の添加が必要な場合の添加率と一軸圧縮強さを重回帰分析により定式化することができた.
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