亀裂に対する連続体弱層モデルを用いた均質化法による岩盤の強度特性評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
岩盤の力学特性を合理的に評価するために,亀裂がかみ合うことによる剛性の増加を考慮した非線形弾性モデルを提案し,モデルに基づく数値解析と単一亀裂の実験結果と比較した.その結果,提示した弱層モデルは亀裂を含む供試体の全体挙動を表現するのに有効であることを示した.さらに,均質化理論に基づく岩盤物性評価システムへ弱層モデルを適用し,岩盤せん断試験の数値解析を行った結果,計算による破壊時のせん断応力と試験結果は良く一致し,岩盤構造物への適用可能性を示した.
- 社団法人 土木学会の論文
社団法人 土木学会 | 論文
- 寒冷地気温変動下における高減衰ゴム支承材内部温度の応答確認実験及び数値解析
- 橋梁各部材の資産的評価と橋梁健全度指数の解析
- 連続トラス橋の桁端衝突応答解析と緩衝材の効果に関する検討
- 渋滞解消を考慮した渋滞区間判定モデルの構築とファジィ推論の適用
- 人間の知覚に基づく高速道路渋滞の情報提供とその評価に関する研究