日本の高次脳機能障害者の発症数
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高次脳機能障害支援事業を実施するにあたり,疾患特有のリハビリテーション (以下,リハ) 医療や専門的社会支援を必要とする高次脳機能障害の患者数を明らかにする必要がある。そのため福岡県内の回復期リハ病院等に,研究班診断基準を満たす中等度障害の高次脳機能障害患者で,2007 年 6 月 1 日から 2008 年 5 月 31 日の 1 年間に発症し,年齢が 6~69 歳である福岡県民を web 上で登録するように依頼した。福岡県内では 114 人の高次脳機能障害の発症があった。福岡県の人口は 506 万人なので 1 年間に人口 10 万人につき 2.3 人,我国の人口は 12,800 万人なので 2,884 人の新規発症があると推定した。
- 日本高次脳機能障害学会の論文
日本高次脳機能障害学会 | 論文
- 語新作ジャルゴンを呈した流暢型失語の1例
- 伝導失語の病巣と利き手 : 音韻の選択・配列機能の局在について
- 失語症が動作性知能検査におよぼす影響
- 脳外科疾患と高次脳機能障害 : 言語機能温存のためのアプローチ
- 失語症の言語治療効果についての因子分析研究 : 中核的改善因子の抽出について