作物の形態研究法:マクロからミクロまで 仮想植物の作成 1.構造間の連結および位置情報の記述方法と3次元デジタイザによる形状計測:1.構造間の連結および位置情報の記述方法と3次元デジタイザによる形状計測
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概要
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作物形態の3次元構造と個々の器官の機能・生長をコンピュータ上に再現するFunctional-structural plant models(FSPMs)の研究が盛んになってきつつある(Godin and Sinoquet 2005).われわれは3次元デジタイザを用いて複数のイネ個体の葉の生長,角度の継時的変化を測定し,その結果にもとづいてコンピュータグラフィックス技術を利用した3次元形態生長モデル「仮想稲virtual rice」を作成した(Watanabe ら 2005).ここでは仮想植物作成のためのトポロジカルな情報の取り扱いならびに3次元デジタイザによる形態計測例について紹介する.
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