橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレートが折損した3例
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概要
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橈骨遠位端骨折に対し掌側ロッキングプレートを用いた骨接合術は近年急速に一般化している.当院では,3症例のインプラント折損例を経験した.1例はSmartLock(Stryker)のプレート折損,残りの2例はAcu-Loc(Acumed)のロッキングスクリューおよびロッキングピンの折損であった.SmartLockを選択する場合は,患者背景を吟味し後療法にも注意すべきである.Acu-Locを選択する場合は,遠位最尺側の螺子やピンの折損に注意を払うべきである.
- 西日本整形・災害外科学会の論文
西日本整形・災害外科学会 | 論文
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