ロッキングプレートにて治療した橈骨遠位端骨折の治療成績
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概要
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【目的】橈骨遠位端骨折に対するロッキングプレートでの固定方法は,良好な治療成績が報告されている.当院で,掌側ロッキングプレートを用いて治療された症例の治療成績を報告する.【対象と方法】掌側ロッキングプレートにて治療した19例(男性8例,女性11例).年齢平均は60歳,経過観察期間平均4.8ヶ月.骨折型:AO分類;A2;5例,B3;1例,C1;3例,C2;3例,C3;7例である.プレートはDRP,LCPの2種を使用した.評価には,術直後と最終調査時のX線計測と斉藤の治療評価を用いた.【結果】X線評価は,術直後平均UV:-0.5 mm,RI:19.5°,VT:7.1°で,最終調査時平均UV:0.9 mm,平均RI:22.6°,平均VT:9.3°であった.斉藤の治療評価では,excellentが14例,goodが5例,fair,poorが0例で,良好な成績が得られた.
- 西日本整形・災害外科学会の論文
西日本整形・災害外科学会 | 論文
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