外側型腰椎椎間板ヘルニアに対する骨形成的偏側椎弓切除術の治療成績(術後6年以上経過例)
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概要
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外側型腰椎椎間板ヘルニアに対し骨形成的偏側椎弓切除術を行い,術後6年以上(~10年)追跡可能だった11例(男性7名,女性4名)に関して検討した.手術時年令は平均58歳(28歳~77歳)で,障害神経根はL5:7例,L2:2例,L4:2例であった.棘突起,椎間関節の骨癒合をCTで評価したところ,棘突起,椎間関節ともに癒合:7例,棘突起のみ癒合:3例,椎間関節のみ癒合:1例であった.また症状の改善度をJOA score(ADLを除く)にて評価すると,術前平均は8.4点であったが調査時平均は13点へと改善しており,当院における外側型腰椎椎間板ヘルニアに対しての骨形成的偏側椎弓切除術の中長期成績は良好であった.
- 西日本整形・災害外科学会の論文
西日本整形・災害外科学会 | 論文
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