当院におけるリスフラン関節脱臼骨折の治療成績
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概要
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1996~2004年の間に治療を行ったリスフラン関節脱臼骨折は7例7足(全例男性)で,このうち陳旧例1例を除く6例6足に対し後ろ向き調査を施行した.年齢は21~58歳(平均34.7歳)で,経過観察期間は4~30ヶ月(平均15.3ヶ月)であった.骨折型は Hardcastle 分類で type A は3足,type B は2足,type C は1足で受傷原因は交通事故3足,労働災害3足であった.リスフラン関節脱臼骨折は見逃され陳旧化した場合やリスフラン関節の正確な整復を怠ると疼痛の原因になるため注意が必要である.
- 西日本整形・災害外科学会の論文
西日本整形・災害外科学会 | 論文
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