犬の膣粘膜に見られた線維性ポリープの1例
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概要
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シーズー、雌、9歳の外陰部に卵円形の腫瘤が認められた。腫瘤は肉眼的に有茎性ポリープで、膣壁粘膜から隆起していた。吸入麻酔下でポリープを外科的に摘出した。病理組織学的検査で、ポリープの表層は膣粘膜と同様の扁平上皮で被われていた。間質は高度の浮腫を呈し、結合織と線維芽細胞の増生が認められた。細胞には異型性は認められなかった。本症例は膣粘膜に形成された非腫瘍性の線維性ポリープと診断された。
- 獣医麻酔外科学会の論文
獣医麻酔外科学会 | 論文
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