多血症を伴うウサギの腎芽腫の2例
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概要
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多血症を伴うウサギの腎芽腫の2例に遭遇した。2症例とも皮膚および可視粘膜の赤色化亢進と、PCV値、赤血球数、Hb値の上昇が認められた。摘出腎は大部分が腫瘍組織に置換されており、術後多血症は改善された。症例の術後経過は良好であったが、それぞれ1年3ヵ月後、9ヵ月後に死亡した。他の疾患との鑑別のためには、血液検査、画像診断を積極的に行うことが重要であり、ウサギで多血症を認めた場合、腎臓腫瘍も考慮すべきであると考えられた。
- 獣医麻酔外科学会の論文
獣医麻酔外科学会 | 論文
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