理学療法教育にロボットスーツを導入した効果について
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概要
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〔目的〕ロボットスーツHALを授業に用い,学生がどのようなことを学習したのか,その効果を検証する.〔方法〕授業に参加した学生43名分の自由記載のレポートを対象とし,授業前後のレポートをテキストマイニングの手法を使い分析した.〔結果〕授業前のレポートからはHALについてのイメージに関する語が多くみられたが,授業後には患者や理学療法といった語が多くなった.また,クラスター分析からは「理学療法分野でのHALの可能性」や「リハビリテーション分野でのHALの実用性」などのクラスターが形成された.〔結語〕HALを実際に取り扱うことで最先端リハビリテーション機器の可能性などについて,理学療法を学ぶ学生の視点から考えられるようになったこと,授業については一定の効果があったことが示された.
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