若年者と高齢者における遊脚相の足関節角度の相違について
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概要
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〔目的〕若年者と高齢者における遊脚相の足関節角度について検討することを目的とした.〔対象〕対象は若年者10名,高齢者14名(非転倒群10名,転倒群4名)であった.〔方法〕ビデオカメラで歩行時の足関節から下腿部を撮影しダートフィッシュにて足関節最大角度を計測した.〔結果〕若年群は遊脚初期と遊脚中期,遊脚初期と遊脚終期間に差が認められた.非転倒群は遊脚初期と遊脚中期,遊脚中期と遊脚終期に差が認められた.転倒群は各相間に差が認められなかった.遊脚初期は若年群と非転倒群,若年群と転倒群間に差が認められた.遊脚中期は若年群と非転倒群,若年群と転倒群間に差が認められた.遊脚終期は各群間に差が認められなかった.〔結語〕高齢者は足関節の底背屈運動の減少が認められた.
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