地域在住中高年者のロコモティブシンドロームとQuality Of Lifeの関連
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概要
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〔目的〕地域在住中高年者のロコモティブシンドローム(ロコモ)と主観的健康感とQuality Of Life(QOL)との関連性を検討した.〔対象〕地域在住中高年者122名であった.〔方法〕主観的健康感とEuroQOL日本語版の5項目法(EQ-5D)を質問紙で聴取した.その後ロコモーションチェックの結果から分けられたロコモ群と非ロコモ群との間で,これらの値あるいは該当者の人数を比較した.〔結果〕ロコモ群は非ロコモ群に比べ,EQ-5Dの効用値が有意に低値を示した.さらにロコモ群では主観的健康感とEQ-5Dの下位項目である「移動の程度」,「普段の生活」,「痛み/不快感」への該当者の割合が非ロコモ群に比べ有意に低かった.〔結語〕ロコモは主観的健康感や健康関連QOLの低下に関与することが示唆される.
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