大学生期野球選手の練習頻度低下が身体機能に及ぼす影響:―1年間の経時的変化―
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概要
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〔目的〕大学野球選手における練習頻度の低下が身体機能に及ぼす影響を明らかにする.〔対象〕東都5部リーグに所属する大学野球部員13名.〔方法〕身体機能は組成(体重,体脂肪率,骨格筋量),筋力(膝関節伸展・屈曲,肩関節外旋・内旋),柔軟性(肩関節外旋・内旋,股関節屈曲・外転・内旋,胸腰部回旋可動域,指椎間距離)を測定し,1年後の変化を追った.また,練習メニュー,ストレッチ実施状況についてアンケート調査を実施した.〔結果〕1年後肩関節外旋筋力が増加し,股関節内旋,胸腰部回旋可動域,指椎間距離が低下した.〔結語〕練習頻度が低下した野球選手において,筋力は維持されるが柔軟性の低下が起こることが示唆された.
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