理学療法教育における屋根瓦式教育の試み:―学内における理学療法過程演習への導入―
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概要
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〔目的〕理学療法過程演習における屋根瓦式教育の効果について検討すること.〔対象〕「理学療法学特論II」を受講した3,4年生を対象とした.〔方法〕演習において4年生は3年生の学習支援を行った.講義終了後に授業形式の効果についてのアンケート調査を行った.なお,アンケートは無記名で個人に不利益とならないことを説明したうえで実施した.〔結果〕アンケートの回収率は100%であった.3年生は問題点抽出を最も難しいと考えていた.また,4年生が演習に入る学習形式については,「大変効果的である」がもっとも多かった.〔結語〕理学療法教育においても,屋根瓦式教育は教える側の理解を高めるとともに,教わる側の学習モチベーションを高める方法として効果的であると考えられた.
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