学業成績の把握および学生教育管理のためのPOMS
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概要
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〔目的〕学生に対する学業成績の把握と教育的管理に用いる指標としてProfile of Mood States(POMS)が有効であるか検討した.〔対象〕理学療法学科学生37名(男性31名,女性6名,平均年齢26.4±5.7歳)とした.〔方法〕対象者を期末試験の成績にて成績の上位群と下位群に分け,2012年4月から同年7月まで,月に1度実施されたPOMSの得点を群間で比較した.〔結果〕成績上位群は下位群に比べ,緊張-不安,抑うつ-落込み,疲労および混乱に関する項目のPOMS得点が有意に低値を,活気に関する項目の得点が有意に高値を示した.〔結語〕POMSは学生の学業成績およびメンタルヘルスと関連することから,学業成績の把握と教育管理における指標のひとつとして有用な可能性がある.
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